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2019年04月21日 08:45

投稿者

その他 ojityann さんの投稿 プラチナ会員

介護対象者の続柄:実父

認知症の有無:あり

要介護度:要介護5

介護状況:過去に介護をしていた

診断名:硬膜下血腫からの認知症

家族介護について

家族という関係は不思議なものです。長年一緒に暮らししていると、自分と
家族の境界線が見えにくくなり、互いに甘えが出やすいものです。結果、遠
慮や節度を欠き、他人には絶対言わないようなことを言ってしまうものです。
家族介護では、そこが難しいと実感しました。父が不機嫌だったりすると、
その感情に反応してしまいます。さらに、イライラをぶつけられたりすると、
同じ感情で返してしまい、火に油をそそぐ結果になってしまうこともありま
した。結局、相手の感情に振り回されない以外にないのです。どんな時でも、
自分の気持ち次第ということです。私も、父の気持ちが落ち着いたのを確認
してから、穏やかに自分の気持ちを伝えれば良いとわかっていても、それが
難しくなってしまうわけです。馬鹿野郎同士で、馬鹿野郎を言い合うという
ような、おバカの極致を演じてしまうのでした。
実際、親子であることは、特別な関係です。その縁ある人に対して、愛情の
ある言葉で伝えれば、感情的な言い争いにはならないはずです。家族は、
たくさんの思い出を共有している特別な存在です。視点を変えれば、二人の
幸せは、小さなところにもたくさん隠れているのでした。考え方次第ですが
家族介護は、それをうまく使えれば、介護しやすいとも言えるわけです。
介護では、お互いに被害者意識を持ってしまうことさえあります。それは、
最悪のパターンでした。被害者意識は、互いに自分の幸せを見えなくしてし
まいます。家族介護は、ケースバイケースで、一律に論じることではないの
かも知れません。当人の気質や性格、環境にも左右されるでしょう。
それぞれの生き方は、結局はその人のものです。正しいかどうか論ずること
には意味がないのかも知れません。どうしたいかは、自分の気持ち次第だと
遅まきながら気付くのでした。
もしも、納得できない介護を続けているのなら、自分の気持ちと真摯に向き
合い、自分の本当の気持ちを確認するしかありません。人生は、いつ終わる
かわかりません。先伸ばしにし、いざその時が来た時に後悔しないため、本
当に大切なことは何なのかを見つけ、それを行動に移すしかないのです。
言い訳をせず、自分の本当の気持ちを知ることが、何にもまして大切だと気
付かされるのでした。
過去は変えられません。私は、できるだけ父と仲良く暮らす道を選びました。
自ら選んだということが大切です。それが、どうしたら良いかをわかりやす
くしてくれました。たとえ失敗しても、自分で選び、自分で決めたのなら、
それをまっとうするしかないわけです。失敗したとしても、その瞬間から、
何度でも新しく出直すしかないのです。誰もが不完全を生きているわけです
から、許し合うことが生きることを楽にします。すべての感情は、最終的に
は自分自身に向けられているものなのでした。
介護者は、介護された経験がありませんから、被介護者の気持ちはわかりに
くいものです。介護は、被介護者と向き合うと同時に、自分自身とも真正面
から向き合うしかありません。それが介護を楽にしてくれると思います。
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