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2019年02月11日 16:59

投稿者

その他 はんさむかあさん さんの投稿 ダイヤモンド会員

介護対象者の続柄:本人

認知症の有無:なし

要介護度:要支援2

介護状況:同居で在宅介護中

診断名:クモ膜下出血

副作用とのつきあい方(5)(私の場合・2)

さんざん苦労することになった抗菌薬との歴史をお話しします。

初めてこの薬をのんだのは、30年ほど前。
産後の尿道炎の時です。
それ用に開発されたみたいな所もあって、著効がありました。
2-3回のんだら、症状がすっかり消えたのです。
でも、薬剤師ですから、ここでやめたらクセになる、と、完治を目指して出された日数分(この時は5日分)しっかりのみきりました。
のんでる間には、何事も起こりませんでした。
ところが、しばらくして、干し物やおさんぽで日光に当たると日に当たったところに真っ赤なミミズ腫れみたいなものが現れ、痒くてたまりません。この症状は、何年も続きました。
服薬から時間が経ってから現れたので、始めは何が原因かわかりません。
皮膚科で慢性蕁麻疹と診断されました、
IgE抗体(異物を排除する免疫の活動性の指標となる検査値)がやたらに高くて、どんな刺激にも免疫が暴走する用意ができてるとのこと。これでは、検査しても、どの物質も陽性になるので原因の特定は無理。
できるのは、症状が出たら抗アレルギー薬で抑えることだけでした。
諦めきれず、「相棒」の右京さんよろしく探偵ごっこを始めました。
そして、あの新薬が怪しい!と思い当たったのです。

薬をのむ5-6年前、メーカーの開発部門にいた私は、まだ世に出る前のその系統の新しい抗菌薬をたくさん、不用意に触っていました。
最近なら、そんなこと有り得ないのですがね。
当時は、企業の実験室も、大学の実験室も、安全管理という点では「ガバガバ」でした。
それが、免疫が暴走するきっかけに違いないと思った私は、検査の裏づけはないけど、薬剤アレルギー「あり」としてその薬を避けることにしました。
だいたいの場合、薬剤アレルギーの判定は状況証拠でクロとすることが多いのです。
私の場合のように特定が難しくなっていることが多いですからね。
それに、再現性を証明するために命がけでのんでみる?…なんて無理に決まってます。

それからのことは、前回お話したとおりなのですが、この話にはもう一つオマケがあります。

慢性蕁麻疹が花盛りの頃、親知らずが腫れて高熱が出るようになりました。
先生は、案の定アノ薬で「散らし」ますか?と言い出しました。どっちにしても抜いてしまわなきゃならないので。抜くことにしました。
ところが、厄介なことに私の親知らずは横向きにできていて、歯茎の中に埋没していました。
上の方は、何故か全く形でされてなかったのですが、下顎の方は左右とも埋まってました。
顎の骨を切り開いて、歯をドリルで割って抜くしかなく、入院して全身麻酔で抜きました。
この時も、抗菌剤は、古いタイプにしてね、と念を押しました。
手術当日、麻酔導入のための安定剤を内服し、いよいよ全身麻酔の点滴が始まり、意識が飛ぶ直前全身が痒くてたまらなくなったのです。
その先は覚えてないのですが、意識が戻ってから主治医の先生が教えてくれました。
私は、手術台の上でかけられた白布を撥ね退け、そばにいた医師の手を掴んで「痒い!」と叫んだそうです。
見たら、全身に紅斑が浮いている。でも、術後の炎症改善のため、麻酔と一緒にステロイドをガンガンいれるので、みてる間に引いていった。だから、委細関係なく手術は進めました。
痒くなったら言ってね、抗アレルギー薬処方するから。
軽く言って、医師退場。
私は、安定剤か麻酔か、どっちにしても要注意薬が増えたのだと思いました。

脳外科で緊急オペを受けたときは、意識がなく、文系の夫は、常日頃「絶対にダメになった」とくどいくらい言いつのってる抗菌剤のことは言ったものの、そのエピソードについては知らないのでスルーしてしまいました。
仕方ありません。
抜歯の頃は、息子がまだ幼く、夫はそっちにつきっきりで、手術前後は全く一人でした。家族が見舞いに来たのはそろそろ退院ができる頃でした。

それでも、去年末の開腹術前には、ちゃんと話しておかねばならないと思いました。
全身麻酔に同意書がいるようになって(抜歯の頃はそんなものありませんでした)、麻酔科のカンファレンスを受けねばならないため、そこでガッツリ麻酔科医とやりとりしました。
その結果、私が安定剤か麻酔薬か.…と思い悩んでいたトラブルの原因はやっぱりあの抗菌薬が怪しいという結論に至ったのです。
曰く、その時使ったベンゾジアゼピン系の安定剤やケタラールという麻酔薬では、紅斑が出ると考えにくいこと。ステロイドを点滴にガンガン入れるようなやり方なら、当然なんらかの抗菌薬が点滴に入っているはず。その頃の歯科領域ならきっとその薬だろうこと。当時、遅延型のアレルギーの真っ最中だったこと。
断定はできないけど、状況証拠は揃っています。
気をつけて、それを避ければ大丈夫なんじゃない?

謎が氷解して、感動しました。
麻酔科の先生は薬に詳しい。その上、慎重。
全身麻酔も術後の疼痛コントロールも安心してまかせられそうです。
友達は、みんな「怖いでしょう?」と心配してくれましたが、この一件のおかげで、わたしはむしろ浮き浮きしていました。
(長くなってごめんなさい。)
(つづく)
補足
  • やっちまいました オカンメール ^_^;

    「上の方は、何故か全く形成されてない」

    です。

    2019年02月12日 07:23

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