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m花子さんの介護日記

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公開

2019年07月12日 天使と悪魔

投稿者:m花子 レギュラー会員

圧迫骨折の富士子ちゃん、今日はコルセットの採寸。

ドライブが大好きな富士子ちゃん。
今日は役所に病院に警察にと、付き添いでドライバーの私にとっては、まったくワクワクしないコース。

なのに富士子ちゃんだけは超ご機嫌。

デイサービスのお迎えの車に乗った浩二君が何処かに連れ去られたと思い、5分おきに「お父さんお母さん置いてどこいったん?」と聞いてくる。
最初は丁寧にデイサービスと説明する。
そのやり取りを永遠と繰り返す事になる。
こりゃイラつくと思い、浩二君の行き先を大きな病院や、遠い親戚のところと変換することにする。
悪魔の私が登場しないよう、こちらもあの手この手で交わすのだ。

助手席の富士子ちゃん、何処をみても、「ここ来たことあるねん」と大ウソの連呼。でもちゃんと「お母さん、まだ覚えてるから」と呟く。
認知症なのに、自分が認知症と理解できているのか、忘れていくことを、どこか悲しく思っているのだろうか‥と少し運転手の私の胸が悲しくなる。

役所でお話をしていたら、「お母さん、おしっこしたーい、おしっこ漏れそー!」とだんだんと声のトーンを上げてくる。
こりゃあかん。窓口の方も、ビビリだし「早く行ってあげて~」と、私より泣きそうな顔になる。
やれやれ。

さてさて次は病院。待合室での繰り返される会話。
「お母さんどこが悪いの~」「お父さんどこ?」「お母さん悪いとこないで」「お母さんパンツ脱がんでもええやんな」そして壁に貼ってある、板東玉三郎を指差しては「この人知ってるで~えーと‥」と5回に1回の割合で玉三郎と当ててくる。

さてさてコルセットの採寸。
採寸の先生に「感謝します、こんな体になってすいません。お手数おかけしてすいません。先生も頑張ってね」と繰り返す。
今日の先生は富士子ちゃんの頭を良し良しと撫でてくれた。ちょっとウルってされた。
天使の富士子ちゃん。

次の行き先まで、少し休憩。
車の中で、チョコレートと麦茶。

最後の行き先は警察署。
障害者の駐車できるなんやらの更新。
こーいうところは民間のしせつじゃないので、建物は古い。電気も明るくないのだ。片目が見えない富士子ちゃんは、明るさに敏感。
「もっと電気明るくしてくださーい。暗くて怖いわ~」と連呼。
慣れてないところ、初めての場所に連れていくと、緊張が始まる。「帰りたい、帰りたい」が始まる。悪魔の富士子ちゃん降臨。

最後の用事を済ませ、車に乗せ、車椅子を持ち上げてる私に、「感謝してます、あんたが居てて良かった」と拝み倒す。天使の富士子ちゃん降臨。

やっとこさ、家に帰ってきた。

さっきまでの天使の富士子ちゃんは、何処かにいってしまった。
ベットに横になった瞬間から悪魔の富士子ちゃんが降臨するのだ。
今日は私にも悪魔が降臨した‥

とぅびーこんてにゅー。

2019年07月12日 23:31

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