前回は、福祉用具の選び方についてご紹介させていただきました。今回は、福祉用具を実際に借りる際に利用する、福祉用具貸与事業所の選び方についてご紹介したいと思います。福祉用具については、一般的にどの福祉用具貸与事業所も同じ商品を取り扱っています。そのため、どこから借りるか、どこから購入するかを考える際に、商品の価格を基準に選んでしまいがちです。しかし、商品の価格だけが、事業所を選ぶ基準ではありません。今回は、安心して任せることができる事業所を選ぶポイントを説明します。
事業所選びのキーワードは「アフターフォロー」です
事業所を選ぶポイントは3つあります。ポイント1:借りる前にお試し期間がある
ポイント2:きちんと説明してくれる
ポイント3:アフターフォローもしっかりしている
ポイント1 借りる前にお試し期間がある
1つ目のポイントは、「借りる前に試せること」です。初めて福祉用具を選ぶ際には、介護用品メーカーが作っているカタログやケアマネジャーが持ってきたカタログを見て選ぶことが多いのではないでしょうか。しかし、前回ご紹介した通り、福祉用具は利用者の身体状況に合わせて選ぶことが重要です。そのため、カタログや写真で見ただけで決めることは避けたいところです。
商品の使用感やサイズはもちろんのこと、利用者に合っているかが大事なのです。そのため、カタログを見ただけで決めるのではなく、実際に使用してみてから、その後の利用を検討できる事業所が望ましいです。数日間の試用期間を設けている事業所もありますので、実際に契約する前に試し、納得した上で利用をするのが良いでしょう。
商品の使用感やサイズはもちろんのこと、利用者に合っているかが大事なのです。そのため、カタログを見ただけで決めるのではなく、実際に使用してみてから、その後の利用を検討できる事業所が望ましいです。数日間の試用期間を設けている事業所もありますので、実際に契約する前に試し、納得した上で利用をするのが良いでしょう。
ポイント2 きちんと説明してくれる
2つ目のポイントは「きちんと説明してくれること」です。きちんと説明することは当然のことなのですが、当然であるからこそ非常に重要なポイントです。
介護用品は非常に便利な道具ですが、使い方を間違えると大きな事故に繋がってしまいます。事故を未然に防ぐためにも、使用方法をきちんと説明してくれる事業所を選びましょう。ただし、単に商品の説明をすれば良いというものではありません。福祉用具貸与事業所は、利用者の身体状況を考慮し、最適な福祉用具を提供しなければならないため、商品以外にも多くの知識が求められます。また、日々新しい介護用品が開発されているため、新商品の情報も不可欠です。説明する事業所には様々な知識が求められるため、教育・研修制度がしっかりしており、常に知識の向上に努めている事業所が良い事業所だと言えるでしょう。
介護用品は非常に便利な道具ですが、使い方を間違えると大きな事故に繋がってしまいます。事故を未然に防ぐためにも、使用方法をきちんと説明してくれる事業所を選びましょう。ただし、単に商品の説明をすれば良いというものではありません。福祉用具貸与事業所は、利用者の身体状況を考慮し、最適な福祉用具を提供しなければならないため、商品以外にも多くの知識が求められます。また、日々新しい介護用品が開発されているため、新商品の情報も不可欠です。説明する事業所には様々な知識が求められるため、教育・研修制度がしっかりしており、常に知識の向上に努めている事業所が良い事業所だと言えるでしょう。
ポイント3 アフターフォローもしっかりしている
3つ目のポイントは、最も重要なことで「アフターフォローもしっかりしていること」です。福祉用具は借りたら終わりではありません。
借りた福祉用具は生活の一部となります。福祉用具の中には電気で動くものもあるため、きちんとした定期的なメンテナンスが必要です。借りたまま、貸りたままにしてはいけません。一般的に、6ヶ月に1度程度の定期点検を行っている事業所が多いのではないでしょうか。しかし、お試し期間があり、きちんと説明を受けていても、実際に使用してみると、思うように使えなかったり、身体に合わなかったりということが生じてしまいます。そのため、最も良いのは、借りてから7日以内に再度訪問してくれ、商品が合っているか、安全に使われているかの確認と説明をしてくれる事業所です。その後は、6ヶ月ごとではなく、最低でも3ヶ月ごとに訪問をしてくれる事業所が良いでしょう。3ヶ月を経過すると、利用者の身体状況も借りた当初とは異なってしまいます。
商品の点検はもちろんのことですが、利用状況や身体状況、安全の再確認などを確認し、常に最適な使い方を提案してくれる事業所を選ぶことが重要です。商品は一緒でも、アフターフォローは事業所によって大きな差がでてきます。そのため、安心してお任せできる事業所を選ぶための最も重要なポイントだと言えるでしょう。今回は、福祉用具をどこから借りるか、その事業所の選び方についてご紹介させていただきました。
ケアマネジャーが様々な事業所を紹介してくれるため、なかなか利用者からケアマネジャーには「●●事業所が良い」とは言いづらいかもしれません。しかし、介護用品を利用する利用者本人や介助するご家族が安心して任せられる事業所を自ら選ぶことが重要です。
借りた福祉用具は生活の一部となります。福祉用具の中には電気で動くものもあるため、きちんとした定期的なメンテナンスが必要です。借りたまま、貸りたままにしてはいけません。一般的に、6ヶ月に1度程度の定期点検を行っている事業所が多いのではないでしょうか。しかし、お試し期間があり、きちんと説明を受けていても、実際に使用してみると、思うように使えなかったり、身体に合わなかったりということが生じてしまいます。そのため、最も良いのは、借りてから7日以内に再度訪問してくれ、商品が合っているか、安全に使われているかの確認と説明をしてくれる事業所です。その後は、6ヶ月ごとではなく、最低でも3ヶ月ごとに訪問をしてくれる事業所が良いでしょう。3ヶ月を経過すると、利用者の身体状況も借りた当初とは異なってしまいます。
商品の点検はもちろんのことですが、利用状況や身体状況、安全の再確認などを確認し、常に最適な使い方を提案してくれる事業所を選ぶことが重要です。商品は一緒でも、アフターフォローは事業所によって大きな差がでてきます。そのため、安心してお任せできる事業所を選ぶための最も重要なポイントだと言えるでしょう。今回は、福祉用具をどこから借りるか、その事業所の選び方についてご紹介させていただきました。
ケアマネジャーが様々な事業所を紹介してくれるため、なかなか利用者からケアマネジャーには「●●事業所が良い」とは言いづらいかもしれません。しかし、介護用品を利用する利用者本人や介助するご家族が安心して任せられる事業所を自ら選ぶことが重要です。
今回のポイント
- ● 福祉用具貸与事業所を選ぶポイントは3つ
- ● 最も重要なポイントは「アフターフォロー」
- ● 使用するのは利用者なので、利用者や家族がが安心して任せられる事業所を選びましょう
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歩行補助杖
心身ともに積極性が生まれ、歩く機能の維持につながります。
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認知症徘徊感知機器
徘徊の最初の兆候をとらえ、事前に防ぐことができます。
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床ずれ防止用具
床ずれはご利用者さまにとってとてもつらいもの。防止用具で予防しましょう。
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歩行器・歩行車
歩行訓練や室内での歩みをサポートします。
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入浴補助用具
安心してお風呂を楽しむために。
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車いす
移動するだけでなく、正しい姿勢を保って座れる「いす」の役割も。
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ポータブルトイレ
ご高齢者の体にやさしい機能が付いたものもあります。
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居室用の手すり
立ったときの姿勢がふらついて安定しないとき、大きな助けとなります。
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特殊寝台
ご利用者さまの自立のお手伝いをし、ご家族の負担も軽くしてくれます。